みなさんおはようございます。第2回の放送はいかがでしたか? 私たち日本人は、普段「ありがとう」の代わりに「すみません」と言ってしまう場面が多いですね。ドイツやオーストリアに旅行する時、感謝の場面はしっかり「ありがとう」が言えるようにしておきたいものです。
きょうのまとめ
・軽い「ありがとう」はDanke! ・「ありがとうございます」はDanke schön! ・他にも感謝を表す言い方はたくさんあります。 |
Danke!
感謝の気持ちは、思ったらすぐに言葉に表したいものです。Danke!ダンケという言葉は、覚えやすいと思いますので、席を譲ってもらったり、ドアを開けてもらったりした時、反射的に口から発することができるようにしておきたいですね。その為には、日ごろの練習が不可欠です。「60歳からはじめるドイツ語」の動画をみながら一緒に練習しましょう。
Danke!は、軽い感謝です。特に私たちが普段「すみません」で言い換えてしまっているような場面は、この言い方でいいのではないかと思います。
もちろん動画でも言っていましたが「満面の笑顔」はお忘れなく!
Danke schön!
Danke schön!は、少し丁寧な「ありがとうございます。」という表現をしたい時に使ってください。
もちろん「満面の笑顔」はお忘れなく!
その他の感謝の表現
同じようにDankeを使う感謝の表現として、他にも
Vielen Dank!
vielはたくさんのという意味がありますので、「たくさんありがとう」=「感謝の気持ちでいっぱい」という感じになるのでしょうか。よく聞く表現の一つです。隣にいる人が「Danke schön!」を先に使ってしまったら、あなたはVielen Dank! と別の表現をしてもいいですね。
中には「たくさんじゃ足らない」らしく Tausendmal Dank! (Danke Tausendmal!) というように「千倍も感謝するわ」というような表現をする人もいます。それは本当に千倍という意味ではなく、本当に本当に感謝したいという気持ちがあふれているように思います。私もよく「Vielen Dank! Tausendmal Dank!」というようにふたつの表現を積み重ねて感謝を表すことがあります。
Ich bedanke mich …
Ich danke für…
文章にすればもっといろいろな表現ができます。手紙やメールなどでしっかり感謝したい時などは、文章で表現できるようにしておくといいでしょう。型が決まっていますので、それほど難しい表現ではありません。
次回 第3回は「便利な言葉(お願い・どうぞ・なんですか?)のBitte schön!」です。
写真は 「ブランデンブルグ門/ベルリン」2007年撮影