みなさんおはようございます。第4回の放送はいかがでしたでしょうか?今回は数字の1.2.3.を練習しました。もう一度一緒におさらいしていきましょう。また「おまけ動画」では10まで練習しています。ぜひご覧ください。
きょうのまとめ
・旅行なら1.2.3が言えればなんとかなる ・まずは10まで覚えよう ・【予告】ドイツ語の数字は11~99までが難しい |
旅行なら1.2.3だけで充分
海外で日本語はなかなか通じませんが、ドイツ語圏での英語は不自由なく通じます。ですから、いざという時は数字だけ英語で言ってもいいのです。怖がる必要はありません。
しかし、せっかく旅行に来たのだから、できれば現地の方と、ドイツ語でコミュニケーションを取りたい。そんな時に1.2.3だけでも言えるようにしておけば、「パンは1個でいいの。」や「2個ください。」なども言えますし、旅先で知り合った人に、かわいい孫の数や年齢くらいは紹介できるのではないでしょうか。
私は学生時代オーストリアのウィーンで勉強していましたが、その頃、楽譜は値段の安い(紙質は落ちますが)東欧圏で買うようにしていました。旅行をかねてハンガリーのブタペストにある楽譜屋さんへよく行っていました。当時のハンガリーでは、高齢者はドイツが通じますが、それ以外は英語かマジャール語、もちろん全くできません。
私が覚えたのは、「こんにちは」「ありがとう」と「1.2.3」それ以外は絵を描いてみたり、身振り手振りでしたが、なんとかなったものです。
ここで大切なのは、「私はこの国が好きで、みなさんのことも好きなのです。でも話せないからゼスチャーです。」という姿勢です。
常日頃から、「日本に来て1年以上たつのに、全く日本語が話せない外国人」は信用しないようにしています。その国が好きなら、たとえ旅行でもその国の言葉を話そうとするのではないでしょうか? 旅行先で最初から現地の言葉をあきらめている人と、なんとか話そうとしている人のどちらが好感が持てますか?という問題なのです。
1.2.3だけでもいいのです。言えるように努力しているあなたは、ドイツやオーストリアにウエルカムしてもらえることは間違いなしです!
まずは10まで覚えよう
「おまけ動画」では、1~10の数字も練習しています。
子どもがお風呂で数字を練習するように、60歳を過ぎてもくり返し練習しなければならないものは同じです。ここは、呪文のように数字は口に出して覚えるしかありません。紙に書いて、脳の若返りも図っておきましょう。
特に4と5を間違える人が多いので注意してくださいね。8の発音が上手く行かない方は動画を見ていただければコツを紹介しています。
【予告】ドイツ語の数字は11~99までが難しい
もう少しドイツ語を勉強したいなと思った時、数字は大きな壁の一つになってしまいます。その理由は、第16.17.18回の放送で説明する予定ですが、日本語と違い、2桁の数字を表現する順番が逆なのです。
ですから、慣れるまでは、数字や時間の表現はとてもめんどくさいものになります。
その為にも、今のうちに、目についた数字はドイツ語でサッと言うようにしておきましょう。
さあ、あなたの生年月日、すべてバラバラにして数字で言ってみましょう!
次回 第5回は「アルファベット名称編」です。アルファベットも英語とは少し違いますので、読めるようにしておきましょう。
写真は「ドレスデン/君主の行進」2007年撮影