みなさんおはようございます。第23回の放送はいかがでしたでしょうか。謝る時の言葉を紹介しています。今回はEndschuldigung!正しい使い方と、発音が少し難しいので一緒に練習しましょう。
今日のまとめ
・Entschuldigung「すみません」は、こんな時に使う ・「一つ間違えると捕まるぞ」という時は言わない ・発音が難しいので日本にいる間に練習しておく |
Entschuldigung「すみません」は、こんな時に使う
Endschuldigung!を辞書で確認すると「許し」「詫びる」などと書いてありますが、日常でも使う場面が多くあります。
例えば
道がわからないので声をかける時に | Entschuldigung! |
バスや電車から降りたいが前に人がいる時に | Entschuldigung! |
歩いていてぶつかりそうになった時に | Entschuldigung! |
軽く肩などがぶつかった時に | Entschuldigung! |
私たちの日常での「すみません」と同じですね。ただ慣れていないと、ぶつかったときなど瞬時に声が出ないので、慣れるまでがたいへんです。
「一つ間違えると捕まるぞ」という時は言わない
元々Entschuldigung!には「許しを請う」「許す」「謝罪する」という意味がありますので、本気で謝る時も使います。ですから、今日の放送でもたとえ話として紹介していますが、朝、目が覚めたら血の付いたナイフを持っていた・・・なんて時には絶対に言わないこと。警察官が来て、何か質問したい時もEntschuldigung!から始めないことです。この言葉を言ったが最後、罪を認めたんだなということになりかねないという話を、留学している日本人は何度となく聞かされているのです。あくまでも「留学生あるある」だと思いますが、念のため。
発音が難しいので日本にいる間に練習しておく
初心者には難しいEntschuldigung!の発音です。ですから、ドイツやオーストリアに行ってから練習する時、路上で「すみません、すみません」と言っているのは変な目で見られる可能性もあります。なので、日本にいる間に練習しておきたい単語の一つです。
特に「ウ」の位置に注意して発音してください。そして「L」の後に「ウ」はないということも確認しておきましょう。
Entschuuuuuuuuuuuuuuuuldigung!
Schuldigung! や Schuldige! という人もいます。
次回 第24回は「お気の毒に Es tut mir leid!」です。
写真 「イタリアンアイス屋さん/オーストリア」2020年撮影