みなさんおはようございます。第28回の放送はいかがでしたでしょうか。非常事態で使うドイツ語をご紹介しています。今回は「待て!」です。
きょうのまとめ
・「待て!」はWarte! ・丁寧な言い方は Warten Sie, bitte! |
「待て!」はWarte!
待つという言葉は、wartenというドイツ語の動詞になります。
活用を見ておきましょう。
Ich | warte |
Du | wartest |
Er,sie,es | wartet |
Wir | warten |
Ihr | wartet |
Sie(sie) | warten |
基本的な活用ですので覚えやすいですね。
このDuの活用から「待て」はWarte!という形になります。
喧嘩をして、相手が部屋から出ていく相手を追いかけ Warte!と叫ぶテレビドラマを何度か見たことがあります。ちなみに警察官は日本では「待て!」ですが、ドイツ語では Halt!(とまれ)というドイツ語を使います。
丁寧な言い方は Warten Sie, bitte!
丁寧な言い方は Warten Sie, bitte! または Bitteが先に来る形として、Bitte, warten Sie!となります。
第48回・49回で扱いますが、これらの形は「命令形」と呼ばれるものになっています。丁寧な言い方の命令形は「動詞の原形(不定詞)+Sie, bitte!」で作ることができます。
ちょっと時間がかかりそうなとき、Bitte, warten Sie!といいながらやればいいですね。
次回 第29回は「医者か病院か?」です。
写真 「ベートーヴェンが第九交響曲を作曲した家/バーデン・オーストリア」2020年撮影