第107回放送「わかった?」「わかった!」

きょうのまとめ

・相手が理解しているかどうかを確認したい時に使う

・相槌の役割もする

・時にはバカにされていると感じることも

相手が理解しているかどうかを確認したい時に使う

相手が自分の言っていることを理解しているかどうかを確認するために尋ねる言い方は、verstehen/理解する、という動詞を使います。「あなたは理解しています。」Sie verstehen. 現在形の疑問文はひっくり返すだけでいいので、

Verstehen Sie?これだけで「ご理解いただいていますか?」となります。

ただとてもダイレクトな言い方ではないかと思います。例えば Ist es Ihnen in Ordnung?/それはあなたにとって大丈夫でしょうか?みたいな言い方の方がやわらかいと思います。

返事は Ja, ich verstehe. または Nein, ich verstehe nicht.という表現になります。

Duに対するいい方は「君は理解している」 Du verstehst. ひっくり返せば疑問文になりますので

Verstehst du? となり、返事は上の例と同じになります。

つまり「わかった?」「わかった。」は

Versthest du?  

Ja,ich verstehe. 

Nein, ich verstehe nicht.

となります。


相槌の役割もする

この「わかった?」verstehenは理解している。つまり相手の言っていることの内容や意味合いがわかっているという意味になりますので、長い説明などが続く時は、相手の方から

Verstehst du? わかってるよね?ここまで大丈夫?次に進んでいい?という意味合いで使われることも多いです。

こちらも、わかってる、大丈夫という意味で、相手に言われる前に、相槌として、Verstehe.(主語もなんにもないのですが、活用がich私に対する活用です。これで「わかってるから、どうぞ続きを」となります。)この単語を使って会話をつなげていくことも多いのです。


時にはバカにされていると感じることも

留学当初、相槌を打つタイミングがわからずに黙って人の話を聞いていたり、相手が何を言っているのかわからないで、ぼ~っとしていると、Verstand? わかってるんか?みたいな感じで年配の方に言われたことが何度もあります。

わかっていない顔をしていたのだと思いますが、上手くリアクションが取れない時に、ちょっとバカにされている感じがするときもあります。言い方一つで印象が変わります。


次回は、第108回放送「絶対2種」

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