第116回放送「くしゃみをした時の掛け声」

きょうのまとめ

・くしゃみが聞こえたら Gesundheit!

ドイツやオーストリアで、クシャミが聞こえたら、近くにいる人は、間髪置かずに同じ言葉をかけます。それが

Gesundheit!

意味は「健康でいてね」という感じでしょうか。合言葉ですので、意味は特にお気になさらず、とにかく口から発することが大切です。

くしゃみをするという動詞はniesenと言います。

誰かが「クシュン」とクシャミをすれば、すぐにGesundheit!と気合を入れるかのように言います。

反対に、自分がくしゃみをしてGesundheit!と言われたら、Dnake!と答えながら鼻をかみましょう。

絶対やってはいけないのは、鼻をすすること!

ドイツ人、オーストリア人は、布のハンカチでブーッと音を出して勢いよく鼻をかむことは、全くのマナー違反ではありません。劇場で静かないいシーンなのにブーッと聞こえてくることもあります。(周りの人にはちょっと嫌な顔をされますが)大きな音を出すのはマナー違反じゃないのに、私達がよくやる鼻をズズッとすするのは、ものすごくお行儀が悪いのです。びっくりされます。ですので、ブーッと音が出せない時は、ティシューで押さえるだけにするか、思い切って鼻をかんでしまいましょう。

町で売られている紙のテッシューは、キッチンペーパー以上の分厚さと丈夫さですので、何度かポケットにしまって、また使うのも当たり前の世界です。いわんや布のハンカチは、何度もしわくちゃの状態でポケットから出てくるということになりますが、気にしない、気にしない・・・


次回は、第117回「10月26日はオーストリア建国記念日」

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