第129回放送 「2つの文章をつなぐweil」

きょうのまとめ

・weilは動詞が最後に来ます

今週はすべて「私は病気です。でも学校へ行きました。」「私は病気です。だから学校へ行きませんでした。」という同じ文章を使って、接続詞の使い方を整理をしていきましょう。

■接続詞には3種類の区別の方法があります。

 ①全く文法上影響を与えない。数えない接続詞USODA(und/sondern/oder/denn/aber)

 ②副文としての役割をし、文末に動詞が移動するもの(weil/wenn/obwohl/dass)

 ③接続詞のすぐ後ろに動詞を持ってくるもの(deshalb/dann)

今日のweilは②の副文の役割をし、文末に動詞が来ます。


それでは早速Weilを使って作文しましょう。

私は病気です。Ich bin krank. 私は学校へ行きません。Ich gehe nicht in die Schule.

Ich gehe nicht in die Schule, weil ich krank bin.

私は学校へ行きません、なぜなら病気だから。

どうでしょうか、weilを含む文章は動詞がそのまま最後に追いやられていることを確認してください。

ドイツで一番大切なことは「動詞は2番目」です。この文章の場合gehe(行く)が主文の動詞になりますので、weilを含む文章は動詞を最後にすることで副文であることを示しています。

副文を前に持ってくることもできます。その場合も副文の動詞は一番最後に。そして主文は「副文全体を1と数える」ので、2番目、つまりコンマのすぐあとに持ってきます。

Weil ich krank bin, gehe ich nicht in die Schule.


次回は、第130回「2つの文章をつなぐdeshalb」

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