今日のまとめ
・ところ変われば・・・日本とここが違う! ・〇〇はどこにありますか? ・レーバーケーゼセンメル1個お願いします ・計算違います |
ところ変われば・・・日本とここが違う!
ところが変わればいろいろ違うことも多いですね。ドイツやオーストリアのスーパーでは、どのようなことに気を付けてお買い物をするといいのでしょうか?ご紹介しましょう。
■日曜は開いていない
土曜の午後、日曜は一日中お休みですので、週末家族みんなでショッピングはできません。
■野菜と果物のばら売りは、売り場で自分で測って値段をつける
例えば、そこにリンゴがあります。袋に入っていて、すでに値段がついていればいいのですが、ばら売りの物は、自分でそなえつけのビニール袋に入れる、または1個だけ手に取り、近くにある量りへ持っていきます。
手に取ったリンゴの前には番号が書いてあります。例えば57番。
量りにも番号があります。親切ならリンゴの絵が描いてあります。リンゴを量りの上に置いて、番号を押せば、その重さに見合った値段のシールが出てきますので、自分で貼ってレジへ持っていきます。
■押しかごは有料
ガラガラ通して進むカゴはデポジットで有料です。1ユーロ/2ユーロの事が多いので、小銭がないと大きなカゴが使えません。使い終わったら前のカゴと連結させれば返金されます。
■対面式の肉売り場は何キロ、何グラム、または何枚という形で注文する。
最近はパックの肉やハムも増えました。それはカゴへ入れればOKですが、対面販売も多いのです。その時は、量をはっきり伝えましょう。
■レジ前では、自分でベルトコンベアに商品を並べ、自分で回収する。
カゴに入れたものは、レジ前に順番が回ってくれば、前の人との間に区切り棒のようなものがありますので、それをベルトコンベアの上に置いてから、自分の商品を並べます。
レジの人は値段をピッとしたらどんどん商品を流してきますので、速やかにもう一度カゴに入れて、お金を払うというスゴ技が必要です。(この場面はいつも汗をかきます。)
■スーパーの人にも普通に挨拶をする。
スーパーの人も挨拶してくれますし、レジ前では必ず声に出して挨拶しています。黙って通り過ぎないように。
■結局何も買わない時には、買い物袋の中がカラであることをレジで見せながら通り抜ける
スーパーに行ったが、結局欲しいものがなかった時、エコ袋の口をあけて中を見せながらNichts gekauft, Nichts gefunden/何も買わなかった、何も見つけなかったみたいなことをモゴモゴといいながらレジを抜けていきます。黙って通り過ぎてはいけません。
〇〇はどこにありますか?
探しているものがなかなかみつからない。または置いてあるかどうかわからない。そういう時に使える文章です。
例えば
コーヒーはどこにありますか? Wo ist der Kaffee?
醤油はありますか? Haben Sie Sojasauce?
持っていますか?という聞き方をします。
もちろん「すみません/Entschuldigung」「ありがとう/Danke」は忘れずに!
レーバーケーゼセンメル1個お願いします。
(Ich hätte gerne) einmal Leberkäsesemmel bitte!
スーパーの対面式の肉売り場や、町のお肉屋さんは、手軽なお昼ご飯を調達するのに大変便利です。
店員さんの後ろに置いてあるカゴの中に、パンが積まれていればサンドイッチを頼むことができます。
ウィーンでは小さなパンを、センメル/Semmelと言います。
ハムのサンドイッチ/Wurstsemmel
レバーケーゼのサンドイッチ/Leberkäsesemmel
シュニッツェルのサンドイッチ/Schnitzelsemmel
チーズのサンドイッチ/ Käsesemmel
肉売り場に売っているものをなんでもパンにはさんでもらえます。ハムやチーズはいろいろな種類がありますので、注文してから「そのハムでお願いします。」とハムの名前を言います。有料ですが、ピクルスを挟んでもらうこともできます。ハムのサンドで2ユーロ前後(250円程度)ですが1個でお腹いっぱいになりますので、観光の途中でベンチでお昼ご飯などには最適です。
計算違います。
1個しか買っていないのに、なぜか2個カウントされているなんて言う時、どのように抗議しましょうか?
カフェでチップを含んでお支払いする時にStimmt schon!/それで合っています。という言い方をしますので、否定形にすれば合っていないという意味になります。
Das stimmt nicht./合っていません。
そう言ってレシートと商品を見せましょう。
次回は、第139回「銀行で」