第143回「クリスマスカードの書き方②」

今日のまとめ

・メールでクリスマスの挨拶アリ?ナシ?

・友人など親しい人へのクリスマスカード

メールでクリスマスの挨拶アリ?ナシ?

近年はE-Mailを使ってクリスマスの挨拶をする人も多いようです。特にお仕事関係の相手の方にはメールでの挨拶が増えているようです。

ここで注意したいのは、やはり送る日や時間帯でしょう。会社は24日のお昼までとなっていますが、もうその頃には皆さんに気持ちはどこかへ行っていますので、メールがクリスマス休暇明けの26日読まれることがないように、数日前には出すようにしましょう。文面はカードと同じ内容や、宛名でOKです。

また、最近は、SNSなどにもクリスマスメッセージを出す人が増えています。この場合も数日前に投稿する人が多いようです。私も最近は、クリスマスっぽい写真を自分で加工して、文字をいれて投稿しています。

ただパソコンに詳しくない年上の方や、SNSをやっていない人もまだ多いので、相手の状況を見て判断しましょう。


友人など親しい人へのクリスマスカード

親しい友人へのクリスマスカードの例を掲載しておきます。仲のいい友人には、カードだけではなく、日本のお菓子やちょっとした小物をプレゼントしたいと思う方もいらっしゃるでしょう。

その場合は、郵便小包になりますが、遅くとも11月末には、できれば20日頃には出すようにしましょう。航空便、またはSALで送れば、通常は1~2週間で到着します。もちろんクリスマス混雑を加算していただければと思います。

小包は必ずと言っていいほど税関で全部開けられますので、高級品や現金などは要れぬようくれぐれも注意してください。

また、相手が日本語を読めない場合は、中身が何であるかをちゃんと説明してあげてくださいね。「どこかに日本語が読める人がいるだろう。」とすべて日本語で手紙を書くのはできればやめてください。というのも・・・

昔、ドイツを旅行した際に、「亡くなった友人の奥さんから日本語で手紙が来ているが読めない。読んでくれ。」と頼まれたりしたこともあります。何年も前の手紙で、その友人というのは日本人なら誰もが知る、有名画家の方でした。後日帰国した時に、その画家の名前がつく美術館経由で、手紙の内容をお伝えしたことを伝えてもらいました。

またつい最近もオーストリアの友人から「日本からハガキが来たが全部日本語だ。訳してほしい。」と写真がパソコンで届きました。日本語が読める人くらい周りにいるだろうと思わないでくださいね。そして、あなたのプライベートな手紙やはがきが、日本の全く関係のない人間に読まれているということも想像していただければと思います。

下手でもドイツ語、下手でも英語でがんばりましょう。

Liebe Anna,

Fröhliche Weihnachten!

Deine Hanako
愛するアンナ

クリスマスおめでとう!

あなたの花子
Liebe Lisa,

ich wünche dir und deine Familie frohe Weihnachten und einen guten Rutsch ins neue Jahr!

Dein Hanako
愛するリサ

あなたとご家族に楽しいクリスマスを、そして新しい年に上手く滑り込んでね。☆

あなたの花子

☆ドイツ語では、新しい年にrutschen 滑り込むという言い方をします。
Lieber Heinz und Liebe Maja,

Frohe Weihnachten und ein glückliches neues Jahr!


Eure Hanako
愛するハインツとマーヤ

クリスマスおめでとうそして幸せないい年を!

あなたたちの花子

次回は、第144回「サンタクロースはいません」

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