今日のまとめ
・クリスマス関連の他の行事 |
すでにご紹介した「聖ニコラウスが靴下にお菓子などを持ってきてくれる日」12月6日の朝以外にも、クリスマスにはいろいろな行事があります。その行事を毎年やっていくことで、クリスマスの準備をやっているようです。
■Advend/アドヴェント
クリスマスから数えて4週間前の日曜日からカウントダウンをしていきます。Advendkranz/アドヴェントクランツという輪に4本のろうそくがセットされたものが販売されますので、そこに毎週1本ずつ増やして、灯りをともし、クリスマスを待つ嬉しさを感じるのです。
■Advendkalender/アドヴェントカレンダー
日本でも有名になりました。これもクリスマスを待つ楽しみを表すものですね。売っているものもありますし、小さなお子さんがいる家庭だと、家にあるもので一緒に作ったりします。
■Barbarazweige/バルバラの枝
12月4日にバルバラの枝を購入します。大抵は桜です。水に差し、クリスマスの24日までに花が咲けば、幸運が来る、新しい家族が増えるなどと言われています。
■Weihnachtsbaum/クリスマスツリー
クリスマスが近づけば、教会の前で生のモミの木が売られます。小さな子どもたちがいる家庭では部屋いっぱいの大きなモミの木を買い、子どもと一緒に飾り付ける楽しい時間を過ごせます。
■Christkindlmarkt/Weihnachtsmarkt/クリスマス市
日本のお祭りの夜店の感覚で楽しめます。クリスマスツリーの飾りを始め、ちょっとした食べ物やGlühweinというホットワインを飲んで暖まります。
■Stollen/シュトレン Vanillekipferl/バニラキプフェル
日本でも有名になりました。クリスマスのパン菓子です。ドレスデンが発祥の地と言われていますので、オーストリアではあまり見かけません。オーストリアでは家族でクッキーを良く焼きます。Vanillekipferl/バニラキプフェルというクッキーはサクサクしてこの時期には欠かせません。
次回は、第144回「クリスマスプレゼントの悩み」