今日のまとめ
・タダなの?違うの? |
タダなの?違うの?
ドイツ語には「タダ」「無料」という言葉がたくさんありますが、その一つ一つも微妙に意味が違います。今回はその違いを見ていきましょう。全部タダには違いないのですが、微妙に雰囲気が違います。
kostenlos・・・kostがlosなので無料。
もちろん作るのにはコストはかかっていると思いますが、コストつまり料金がロスなので値段がつけならないということなのでしょう。
frei・・・フリーなので無料。
「ご自由にどうぞ」のfreiですね。
gratis・・・ラテン語の「感謝」感謝なので値段はないので無料。
おまけですという感覚の時によく使います。
geschenkt・・・プレゼントなので無料。
それはプレゼントなので値段がない時に使います。おまけに近いですね。
Nichts・・・値段がないので無料。なにもないということ。
Wie viel kostet? NIchts!となります。
umsonst・・・付属でついているものなので無料。無駄な物という意味も。
Gotteslohn・・・神様の思し召しなので無料。
■タダではないのですが、値段がないものとして2つの例を一緒に記載しておきます。
Spende・・・寄付
コンサートやイベントなどでよく記載されている単語です。例えばEintritte frei, bitte Spenden! つまり「入場無料、寄付をお願いします。」という一文がチラシなどに書かれています。私がウィーンでコンサートをした時には、だいたい10ユーロ~20ユーロ札を寄付してくださる方が多かったように思います。(小銭はほぼなかったです。)それだけ寄付に慣れているのか、音楽に理解があるのか、ありがたかったです。
Trinkgeld・・・チップ
サービスは無料ではなくチップで感謝を示します。サービスをしてもらった時に払うお金の種類です。もちろん払わないという選択もできますが・・・レストランなどでは特別に感じなくても、普通のサービスをしてもらった時には払います。
次回は、第150回「似ている言葉④」