第156回「過去分詞と過去形⑤ ドイツ・オーストリアの音楽家 ヨハン・シュトラウス」

今日のまとめ

・ヨハン・シュトラウスについてドイツ語で読んでみよう

・過去分詞と過去形の問題にチャレンジしよう

ヨハン・シュトラウスについてドイツ語で読んでみよう

Johann Strauss war ein klassischer Komponist aus Österreich.

訳:ヨハン・シュトラウスはオーストリアのクラシック作曲家でした。

(もう「作曲家です。」と訳してもいいと思うくらいです。)


Man nennt ihn den „Walzerkönig“, weil er viele berühmte Walzer komponierte.

komponierte はkomponieren/作曲するの過去形です。

weil/なぜなら の副文構成ですので、最後に動詞が置かれています。

訳:(人は)彼を「ワルツ王」と呼んでいます。なぜなら彼はたくさんの有名なワルツを作曲したからです。

日本語にする時には「彼はたくさんの有名なワルツを作曲したので、ワルツ王と呼ばれています。」と受け身にしても問題ないと思います。


Sein Vater war auch ein berühmter Komponist und trug denselben Namen.

warはsein動詞の過去形、trugはtragen/担ぐ、担うの過去形

訳:彼のお父さんも有名な作曲家でした、そして同じ名前を持っていました。


Deshalb nennt man Johann Strauss Vater und Johann Strauss Sohn.

Deshalb/だから は1と数えるので動詞nenntは2番目です。

訳:だから人はヨハン・シュトラウス父、そしてヨハン・シュトラウス息子と呼ぶのです。


過去分詞と過去形の問題にチャレンジしよう

(カッコ)の指示に従って文章を書き替えてください。

1) 森鴎外は島根で1862年に生まれた。(過去分詞形で)

2) Er studierte zuerst Medizin. (過去分詞形に)

3) 森鴎外は船で日本から来た。(kommenの過去形kamで)

4) 彼はベルリン、ドレスデン、ミュンヘンに住んでいた。(wohnenの過去形wohnteを使って)

5)Sein erstes Werk wurde 1881 in einer Zeitung veröffentlicht.(訳してください)

6) 彼は「舞姫」のような小説をたくさん書いた。(小説/Roman/複Romane)(過去形で)

7) Seine Kinder hatten japanische Namen, aber sie klingen wie deutsch.(訳してください)

8) Sein ältester Sohn hieß Oto(Otto) und sein zweiter Sohn hieß Fritsu(Fritz). (訳してください)

9) 森鴎外は1922年に60歳で亡くなった。(ドイツ語に)

10) 私は昨日彼の作品を読みました。(過去分詞形で)


次回は、第157回「きよしこの夜①」

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