きょうのまとめ
・形容詞を名詞の間に挟むということ ・挟む時に考えることは2つ ・昨日の宿題 |
形容詞を名詞の間に挟むということ
日本語では「赤い車」「青い空」などと形容詞を名詞の前に持ってくるのは容易な作業ですが、ドイツ語では、定冠詞(der, die, dasなど)や、不定冠詞(ein, eine など)と名詞の間に、形容詞を挟みます。
その際、形容詞も形が変化します。ドイツ語初級学習者にとっては、かなりの難関ですが、ルールを覚えて、ゆっくり考えれば、それほど難しいものではありません。
挟む時に考えることは2つ
形容詞を挟む時に、考えるべきは二つです。
■その冠詞が定冠詞か、不定冠詞か?
例えば、「その赤い車」なのか「一つの赤い車」なのか・・・またもう少し進んで「私の赤い車」なのかをはっきり決めましょう。
■その冠詞を使って何格を表現するのか?
そして、日本語と違うのは、この活用が「その赤い車は」「その赤い車を」「一つの赤い車は」「一つの赤い車を」「私の赤い車は」「私の赤い車を」または、「私の赤い車に」など、「て・に・を・は」も一緒に決まっていくということです。ですので、この活用を考える段階で、すでに、主語なのか、目的なのかをわかって、活用の作業に入って行かなければなりません。
今週は、その形容詞をどのように活用していくのかをゆっくり確認しながら、定冠詞や不定冠詞、そして形容詞になれていきましょう。
昨日の宿題
■次の文章を最上級のドイツ語にしましょう。
(1)おばあさんは家族の中で一番年寄です。
Unsere Großmutter ist die älteste in der Familie. / Unsere Großmutter ist am ältesten in der Familie.
(2) Der Wein ist teuer.
Der Wein ist am teuersten. / Der Wein ist der teuerste. /Dieser Wein ist am teuersten.
(3)Gasheizung ist warm.
Gasheizung ist am wärmsten.
(4) ペーターはクラスで一番親切です。(nett)
Peter ist der netteste in der Klasse. / Peter ist am nettesten in der Klasse.
(5) Das Abenteuer ist gefährlich.
Das Abenteuer ist am gefährlichsten. Dieses Abenteuer ist am gefährlichsten.
次回は、第193回「形容詞と名詞② 」