今日のまとめ
・誰かにしてもらう(お仕事)はlassenが多い ・使役の文章の作り方/現在・過去・助動詞 ・今日の宿題 |
誰かにしてもらう(お仕事)はlassenが多い
「使役/lassen」を使う時に、どんな時に使えばいいのか悩みます。文法は何となくわかるのだけど、いつ使えばいいのかが悩みどころです。使役のlassennは、仕事人に何かをしてもらった時に使うことが多いので、まずはそういう場面から慣れていきましょう。今回は生活の中で使う、基本的なlassenの文章を作っていきましょう。
使役の文章の作り方
~してもらうという文章を作っていきましょう。
現在形
■私は髪の毛を切ってもらう。
Ich schnaeide die Haare.(私は私の髪の毛を切る。)を変えていきましょう。→lassenを活用して2番目に入れ、2番目にあった動詞は不定詞(原形)に戻って一番後ろに追いやられる。
Ich lasse mir die Haare shcneiden.
「切らせる。」なんて乱暴な日本語訳にしなくていいんです。「切ってもらう。」でいいじゃないんでしょうか。
■彼は車の修理をしてもらう。
Er repariert sein Auto.→これも誰かにしてもらう場合は、lassenを活用させてlässtにし、2番目に入れてrepariertが不定詞(原形)になって一番後ろに追いやられます。
Er lässt sein Auto reparieren. 彼は車の修理をしてもらう。
過去形
■私は髪の毛を切ってもらった。
この文章を過去にするには、habenを使います。lasseが不定詞(原形)に戻りlassenになり一番後ろに追いやられます。
Ich habe mir die Haare schneiden lassen.
■彼はくるまの修理をしてもらった。
彼は三人称単数ですのでEr hat になります。そしてlässtは再び不定詞(原形)lassenになって一番後ろに追いやられます。
Er hat sein Auto reparieren lassen. 彼は車を修理してもらった。
もちろんlassenをそのまま過去形に変化させて次のようにすることもできます。
lassenの過去形
ich | ließ |
du | ließt |
er.sie.es | ließ |
wir | ließen |
ihr | ließt |
Sie(sie) | ließen |
Ich lasse mir die Haare schneiden.→Ich ließ mir die Haare schneiden.
Er lässt sein Auto reparieren.→Er ließ sein Auto reparieren.
これもありですね。
助動詞と
髪の毛を「きってもらいたい」/車を修理してもらわないと「ならない」というように助動詞とセットになることも多いので、その場合の作り方もここで見ておきましょう。
■私は髪の毛を切ってもらいたい。
Ich möchte mir die Haare schneiden lassen.
■彼は車を修理してもらわないといけない。
Er muss sein Auto reparieren lassen.
助動詞+過去
■私は髪の毛を切ってもらいたかった。
Ich wollte mir die Haare schneiden lassen.
■彼は車を修理してもらわないといけなかった。
Er musste sein Auto reparieren lassen.
今日の宿題
1.次の文章の間違いをみつけ正しいドイツ語にしましょう。
(各文章に1か所間違いがあります。)
(1)Ich lasse mein Kleid kurz schneiden möchten.
(2)Peter lassen seinen Bruder Hausaufgaben.
(3)Ich muss die Wäsche gewaschen lassen.
(4)Willst du auch eine Pizza liefern lässt?
(5)Die Lehrerin ließ die Kinder im Hof gespielt.
(6)Ich kann meine Kinder noch nicht alleine gegangen lassen.
2. 次の日本語を使役でドイツ語にしましょう。
(1)ペーターは髪を切りました。(切ってもらいました)
(2)先生は子どもたちに最初に名前を書かせました。
(3)今日は子どもたちを庭で遊ばせることはできないの。
(4)昨日車を修理してほしかったのに。
(5)あなたは子供たちにそんなに長くテレビをみさせてはいけない。
次回は、第274回「使役~lassen③」