第281回「旅の住まいを探す~ホテル・ペンション」

きょうのまとめ

・インターネットで予約する時の注意点

・観光案内書やホテルに直接訪ねる場合


・昨日の宿題

インターネットで予約する時の注意点

最近はなんでもインターネットで予約ができるようになりました。海外へ行く時も宿泊施設の予約は前もってすることができます。日本語に訳している宿泊専用ホームページもたくさんありますので、ドイツ語そのものに困ることはなさそうです。

ただ、高級ホテルではなく、なるべく安く宿泊しようと個人経営のアパートメントを予約する際にはいくつか注意しなければなりません。前回ウィーンに行った時もそれで少々困ったことになりました。その話を書くことにします。

■アパートメント(民泊)には受付がない

ペンションには受付やフロントがあったりしますが、アパートメントは普通のマンションの一室が不動産屋や、管理者に経営されている状態が多いのです。だから到着してもそこには誰もいないという状況になります。ですので、前もって「どこで、誰から、どの時間帯にカギを受け取るのか?」が書かれている部分を読み込む必要があります。

■前もって提出するべき書類があった

これは私の失敗談ですが、当日までにパスポート番号などの書類をネット経由で提出していないといけなかったのですが、それを読み飛ばして忘れていました。アパートの前に来て、中に入る方法がカギではなく番号入力で入る方法。インターフォンを押せば不動産屋に通じるのですが、相手は「書類の提出が終わっていないので部屋に入る番号は伝えられない。」と言います。しかし、中に入ってWi-Fiをつながないことには書類は送信できないのです。その押し問答がしばらく続いた末、相手が折れて部屋に入れてもらいました。数分後、ネットをつないで、面倒な書類を記入送信して事なきを得ました。

■カギをもらうのに一苦労

また、他のアパートでは、家とは全く違う場所に不動産屋があり、そこまでカギを取り行かねばならないし、カギを返しに行かねばならないという面倒がありました。ウィーンの中でも歩いたことのない場所は、住所の番号からどのバス停で降りると一番近いのか想像がつきません。スーツケースをゴロゴロを転がしながらカギをもらいに行くのは、なかなかのものでした。

このように、ネットで宿泊場所を探す時には、他の方の評価や点数、値段などで思ってもみないような大きな部屋が格安で宿泊できたりすることもありますが、その分、ドイツ語ができないと話が通じないことも多く上級者向きなのかもしれません。チャレンジャーな方はぜひ宿泊サイトでいい出会いを探してみてください。


観光案内書やホテルに直接訪ねる場合

ホテルに宿泊する場合は、こちらの条件を述べることで、相手にその用意があるのかどうかがわかりますね。よく使うホテルや案内書でのやりとりを確認しておきましょう。

■Haben Sie heute Abend ein Doppelzimmer/ein Einzelzimmer frei?

■Ich hätte gerne mit Bad/mit Dusche.

Mit Frühstück oder ohne?

これらの希望を伝えることができれば、担当者は的確にあなたの希望が叶うホテルを探してくれることでしょう。あとは

■Wie viel kostet ? / Wie viel kostet eine Nacht/ eine Übernachtung?

と値段を尋ねて、問題がなければ予約しましょう。

■OK. dann bitte!/ Ich nehme das Zimmer, bitte.

これで宿泊できるというものです。


昨日の宿題


次回は、第282回「Jemand」

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