第362回「ウィーン旅行~ナッシュマルクト」

きょうのまとめ

・ウィーンのマルクトは旅行者の遊園地?

・ナッシュマルクト

■ウィーンのマルクトは旅行者の遊園地?

ヨーロッパのどの街にもマルクトが立ちます。ウィーンにも各区に1つ以上のマルクトがあったように思います。そしてそのマルクトそれぞれに名前が付きます。例えばウィーンでは16区にあるBrunnenmarkt/ブルンネンマルクトや3区のRochsmarkt/ロークスマルクトなどは有名です。

その他、Bauernmarkt や Ostermarkt、Weihnachtsmarktなど訪れる季節や曜日によっていろいろなマルクトを見ることができます。

旅行で訪れる時に、各地のスーパーマーケットに行くと、それまでに見たこともないいろいろな商品があって楽しいものです。マルクトもまるでその地域の冷蔵庫を覗くようです。野菜、果物、肉、魚、燻製に豆類、香辛料や調味料、ザワークラウト屋さんなども出ています。日本ではなかなかお目にかかれないものもありますので、ぜひ一度訪れてみてください。

ただ、ここでマルクトを訪れる際に注意するべき点があります。それは

■必要以上のお金は持って行かない。パスポートなどもホテルのセーフティボックスに入れていくこと

マルクトは時間帯によって大変混雑します。そこにいる人を狙ってスリなども多いので、貴重品は持って行かないようにしてください。

■売っている単位を確認。

野菜や果物はほとんどキロ売りです。込み合っていない時は1個から売ってもらえます。きれいに包んでくれませんので、袋なども持参してください。


■ナッシュマルクト

ウィーンで一番有名なマルクト「ナッシュマルクト/Naschmarkt」のNaschはつまむという意味。つまりつまみ食いをしながら買い物という感じになるのでしょうか。この市場はオペラ座から徒歩圏内にあります。土曜日には市だけではなく、蚤の市も出ますので旅行者にも楽しめるスポットです。

また市場内にはいくつかの通りがあり、レストランやインビス(ファストフード店)もありますので、ランチの時間は買い物とは別の客でにぎわっています。

二つの地下鉄を挟んだ距離がすべてマルクトですので、端から端まで全部ゆっくり見学しようと思えば1時間以上必要かもしれません。朝早くホテルを抜け出してぜひ訪れていただきたい観光スポットの一つです。

■今日の一文

マルクトを訪れた時に使うドイツ語

●Wie viel kostet ein Kilo Tomaten? /トマト1キロおいくらですか?

●Kann ich auch nur 1 Stück Tomate kaufen? /1個でも買えますか?

蚤の市などで

●10 Euro bitte!/10€でお願いします。

●Können Sie das für 10 Euro verkaufen?/10€で売ってもらえませんか?


次回は、第363回「ウィーン旅行~美術館」

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