きょうのまとめ
・ウィーンは街そのものが美術館 ・美術史美術館 |
■ウィーンは街そのものが美術館
ナッシュマルクトだけではなく、ウィーンには美術館や博物館もたくさんあります。それだけではなく街そのものが美術館ですので、散策も旅の楽しみの一つです。ベルヴェデール宮殿や王宮の庭園、教会や雰囲気のよい街並み、またセセッションなどの外観に駅舎、郵便局などの壁に描かれたユーゲントスティルの模様など入場料を払わないでも美術的価値のあるものを充分に楽しめる街です。
■美術史美術館
ホーフブルク王宮の前には美術史美術館と歴史博物館があります。歴史博物館は恐竜や宝石などの展示がありますが、美術館には数々の絵画が展示してあります。ブリューゲルの「バベルの塔」、フェルメールの「絵画芸術」そしてラファエロの「草原の聖母」などの名作がそろっています。日本の美術館のようにコミコミにはなりませんので、どうぞゆっくり鑑賞なさってください。ただこの美術館はウィーンで一番大きな美術館です。
お勧めは、美術館に入る前に「どこに展示してある何を見るのか?」をしっかり計画を立ててから歩き始めることです。美術館の中にはカフェもあります。まずはそこに座ってみるというのもよいかもしれません。そうしないと宗教的な絵画を1時間以上見続けることになります。全館すべて見学するのには普通に歩いても3時間以上かかりますので、的を絞って行かれることをお勧めします。
他にもベルヴェデール宮殿上宮内にあるオーストリアギャラリーにはクリムトやエゴン・シーレの作品を見学できます。こちらもお勧めです。
■今日の一文
●Eine Karte für Erwachsene bitte! /大人の入場券を1枚ください。
●Darf man hier fotografieren?/ここで写真をとってもいいでしょうか?
次回は、第364回「ウィーン旅行~ホイリゲ」