第365回「ウィーン旅行~乗り物に乗ろう」

きょうのまとめ

・乗り物は全部で6種類

・お得なチケットがたくさん

・タダ乗りできますが絶対にしない!

■乗り物は全部で6種類

ウィーンの乗り物は全部で6種類あります。紹介しましょう。

●国鉄/ÖBB

ÖBBはオーストリア国内だけではなく国際列車で隣国へ行くために使います。

●シュネルバーン/Schnellbahn

シュネルバーンはバーデンなどウィーン近郊へ向かう時や空港へ向かう時に使います。

●地下鉄/U-Bahn

ウィーン市内を走る地下鉄は現在5つの経路があります。U1(赤)U2(紫)U3(オレンジ)U4(緑)U5(建築中/ターコイズ)、U6(茶)です。

●市電/Straßenbahn

U-Bahnと市電は旅行者にとって一番身近な乗り物になります。市内各所を走っています。ローマ字の番号と数字の番号の市電がありますが、利用方法は同じです。

●バス

市電が走れない場所をバスが走ります。旧市街はミニバスが縦横無尽に走っています。

●フィアカー

公共交通ではありませんが、ウィーンには欠かせない乗り物です。2頭の馬に引かれてウィーンの観光名所を走ってくれます。55€~250€の価格帯があります。


■お得なチケットがたくさん

公共の乗り物に乗る時は、地下鉄なら駅にあるチケット売り場で乗車券を購入します。地下鉄・市電・バス・そしてシュネルバーンにおいてもウィーン市内なら同じ料金です。駅に入る時、電車に乗ってすぐに刻印をすませて、降りるまでそのチケットを持っているようにしてください。1回ですから目的地に向かって同じ方向に途中で寄り道しないで乗る限り、何度乗り換えても目的地までは有効です。1回のチケット料金は現在(2023年6月)2.4€(350円程度)ですが、他にも1日券、3日券、1週間、1か月などの割引チケットがいろいろ出ています。


■タダ乗りできますが絶対にしない!

ウィーンには駅の改札に人はいません。だからタダ乗りしようと思えばできます。しかし絶対にしないでください。時々係りの人が乗ってきて、車内でチケットコントロールがあります。持っていない時は、かなり強引に引きずり降ろされ、罰金の支払い切符を切られますので注意が必要です。複数名で乗り込んできますので逃げることはできませんよ。この罰金は1万円近くになりますので、ちゃんと切符を買って乗った方がいいですし、周りの視線はかなり厳しいものがあります。(何度か定期券の入った財布を家に忘れて支払い所に不服申し立てをしに行ったことがあります。)


■今日の一文

●Fährt diese Straßenbahn nach Grinzing?

この市電はグリンツィングに行きますか?

●Ich hätte gerne eine Tageskarte.

一日券が欲しいのですか。


次回は、第366回「動詞のバリエーション~gehen」

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