きょうのまとめ
・ドイツ語の単語は伸ばしてはいけない? |
■ドイツ語の単語は伸ばしてはいけない?
例えば、日本語では「はい」を「はーい」と言ったり、「待って」を「まーってー」と言っても「焼き芋」を「や~きいも~」と言っても、意味が変わらず通じますが、ドイツ語はそうはいきません。
その最大の例はクリスマス菓子の「シュトレン/Stollen」です。これをシュトーーーーレンと言わないでほしいと第181回で説明していますが、日本語と違って、ドイツ語は伸ばすと全く違う意味になってしまう単語があります。シュトレンのおさらいからスタートして、いくつか類似例もご紹介していきましょう。
■Stollenは、シュトレンである。
ドイツ大使館などのSNS記事などにも「シュトレン」と書いてあります。シュトーレンではありません。なぜそうなるのかは第181回を見ていただきたい。一番の理由はLLは詰まった発音になるということです。
■Polen VS Pollen
Polenはポーランドという国名、Pollenは春に飛ぶ花粉のことです。ですから、
Ich mag keine Pollen. 花粉は嫌いだ。
でも、これ一つ間違えると外交問題に発展しますので、充分気を付けて発音しましょう!
次回は、第422回「発音ここに注目②」