第93回放送「レストラン~飲み物の注文」

きょうのまとめ

・レストランに入って最初にすることは ”飲み物を頼む” こと

レストランに入って最初にすること

レストランに入って座席に案内してもらったら、または、Speisekarte(メニュー)を持ってきてもらったら、まずは飲み物を注文することになります。

例えば、日本のランチ時などは「お昼のAセットと、アイスコーヒー」「コーヒーはすぐにお持ちしましょうか?それとも食後に?」みたいな会話になりますが、ドイツ、オーストリアのレストランで、夜はもちろん、お昼のランチでも、飲み物と食事の注文はほとんど別々になりますし、コーヒーはまず食事時に注文しません。

これは、食文化の違いから来ていると思いますが、彼らが注文する飲み物は、食事を楽しむための物ですので、食前酒・ワイン・ビールなど、またはノンアルコールであれば、ミネラルウォーター、ソーダ水、ジュースやコーラなどです。そしてその飲み物を楽しみながら、食べるものを考えるのです。

ですので、お店に入って、Speisekarteを持ってもらったら、店員さんはすぐに「何を飲みますか?」と尋ねてきます。ですので、飲むものだけは、お店に入る前に軽く決めておきましょう。高級店でない限り、ワインもそれほど種類はありませんので、さっとワインリストを見て、飲みたいものを決められるようにしましょう。

以下のような流れになります。

お店の方二人のお客さん
Grüß Gott!
こんにちは
Grüß Gott!
こんにちは
Wie viel Personen?
何名ですか?
Zwei!
二人です。
Hier bitte!
こちらへどうぞ。
Danke!
ありがとう。
So, was möchten Sie trinken?
さて、何をお飲みになりますか?
Äh…Speisekarte bitte!
あーメニューください。
Freilich! Komm sofort! ———-So, das ist Speisekarte.
わかりました。すぐに来ます。・・・・はい、メニューです。
Danke schön.
ありがとう。
So, Wissen Sie schon?
もうおわかりですか?
Ja, ich möchte ein Glas Weißwein bitte!
ええ、グラスの白ワインをください。
Ich hätte gerne einen Orangensaft bitte!
私はオレンジジュースをお願いします。
Ja wohl! Danke schön!
もちろんです。ありがとうございます。
Danke!
ありがとう。

この後、飲み物が運ばれてくるまでにゆっくり何を食べるのかメニューと格闘するのです。


次回 第94回は「レストラン~食事の注文」です。

写真 「シュニッツェル/オーストリア」2020年撮影

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