第180回「発音とアクセント④S・St・Sp・Sch・・・変幻自在のSの発音」

きょうのまとめ

・S+母音はにごる

・単語の頭がst・spは強いシュ

・Schはやわらかいシュ


・エスと読むS

・オーストリアは濁らない

S+母音はにごる

sa・・・Sahne/Sanft/Saft

si・・・Sinn/singen/

su・・・suchen/Summe/

se・・・sehen/Seele/Tausend

so・・・Sohn/Sonne/

単語の頭がst・spは強いシュ
St・・・Stunde/Stadt/Stern/Studieren/Studium

Sp・・・Sport/Spar/spannen/Spinne


Schはやわらかいシュ

Schubert/Schumann/schlafen/schlucken

エスと読むS

もちろん普通にエスとよむSもたくさんあります。S、SS、そしてßはエスと読みます。

Past/fast/vergessen/gießen/Straße



オーストリアでSは濁らない

オーストリアはSプラス母音は、濁るとわかっていても濁れません。長く生活すると濁っているつもりが、濁らないのです。ですから最初から濁らず話しているわけではありません。あくまでも濁っているつもりが濁らないのです。


次回は、第181回「発音とアクセント⑤シュトレンかシュトーレンか?」

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