第456回「日本を紹介する①」

今日のまとめ

・「日本に行ってみたいわ。」と言ってもらう確率は高いです

・今日の一文

■「日本に行ってみたい。」と言われる確率は高いです

オーストリアやドイツの列車で隣の人と話をする機会になれば、お互いどこへ行くの?どこから来たの?なんて話になります。Ich komme aus Japan.と言うと、まあまあ印象がいいです。そうすると「あら~日本には一度行ってみたいのよ。」なんて言ってくださる方もいます。

Ich möchte einmal nach Japan fahren.

そう言ってくださる方は、日本がどこにあって、東京がおおよそどのへんか知ってくださっていますが、ヨーロッパの中にはまだまだ日本がどこにあるのか知らない人も多いのです。私たちがフランス人とドイツ人、スペインやイタリア人の区別がほとんどできないのと同じように、彼らも日本人、中国人、韓国人など、アジアのほとんどの国民を区別することは不可能です。ましてやどこにあるのかなど、とてもとても・・・。リトアニアの場所言えます?

しかしせっかくご縁ができたのです。少しだけでも日本について何か知ってもらいたい。そう思うものです。最初は、自分が日本のどのあたりから来たのか、それは東京や大阪、京都などの大都市からどの方向であり、どの程度離れているのか、新幹線でどれくらいなのか言えるといいでしょう。また、特徴的な何かがあるなら、例えば「日本茶の産地で有名」など、一つだけでも言えるといいですね。今週はドイツ語初級学習者として、ほんの少しでも日本の説明ができるようにしたいと思います。

■今日の一文

●Ich komme aus Nagoya.

Nagoya liegt in der Mitte Japans.

 私は名古屋からきました。名古屋は日本の中央にあります。

片言でいいんです。話題が尽きたら?微笑んで違う方向を見ればいいのです。

もしあなたが大阪から来たなら、

●Ich komme aus Osaka.

Osaka liegt in der Nähe von Kyoto.

私は大阪から来ました。大阪は京都の近くにあります。

でもいいですし、もしあなたの街が福岡なら

●Ich komme aus Fukuoka. Fukuoka liegt im Westen Japans.

私は福岡から来ました。福岡は日本の西にあります。

「正確に言わないと!」と考えなくていいんです。大切なのは相手との一期一会のコミュニケーションです。


次回は、第457回「日本を紹介する②」

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